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 1)[#「1)」は縦中横] 前述の如くに、一切の記録簿では、出生及び死亡の脱漏が結婚のそれより多いと信ずべき理由があるならば、真の比率はもっと大であろう。(訳註――この註は第五版より現わる。ただし第六版で用語若干訂正。)
 2)[#「2)」は縦中横] 人民の移住が多いところでは、計算はもちろん紊されるであろう。特に、住民が頻々と変っており、またしばしば近隣地方の人民が結婚式を挙げることのある、都市では、出生の結婚に対する比率による推論は信頼を置き得ない。
[#ここで字下げ終わり]
 以上の観察からして、人口増加が急速であれば急速であるほど、結婚の真の出産性は、記録簿における出生の結婚に対する比率をますます超過する、ということになるであろう。
 ここに述べた法則は、任意に選んだ結婚の出産性を測定せんとするものである。しかしこの意味の出産性は、初婚または既婚婦人の出産性とは慎重に区別しなければならず、更に最も好適な年齢にある婦人一般の自然的出産性とはいっそう慎重に区別しなければならぬ。おそらく婦人の自然的出産性は、世界の大部分においてほとんど同一であろう。しかし結婚の出産
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