断定するために、ある国の記録簿の一定期間(例えば三〇年)を切り離し、この切り離された期間に含まれる一切の結婚によって生れた出生を、調べてみよう。この期間の初期の結婚が、この期間に含まれない結婚から生ずる多数の出生と併置され、またその終期には、この期間に含まれる結婚から生れた出生が、その次の期間の結婚と併置されることは、明かである。さて、もし吾々が前者の数を控除し、後者を加算することが出来るならば、吾々はこの期間の結婚によって生れた一切の出生を正確に知り、そしてもちろんかくの如き結婚の真の出産性を知ることが出来るであろう。もし人口が停止的であるならば、加算すべき出生数が控除すべき出生数と正確に同数であり、記録簿に見られる出生の結婚に対する比率は正確に結婚の出産性を表わすであろう。しかし人口が増加か減少かしつつあるならば、加算せらるべき数は控除せらるべき数と決して同数でなく、そして記録簿の出生の結婚に対する比率は、決して結婚の出産性を正しく表わさないであろう。人口が増加しつつある場合には、加算せらるべき数は明かに控除せらるべき数より大であり、そして云うまでもなく記録簿に現われた出生の結婚
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