トロシアと関係あるものであったが、第三版から書き改められて、この場所に移された。第二版の訳文は本章の終りの方に載せる。
[#ここで字下げ終わり]
各国の出生、死亡、及び結婚の記録簿、並びに実際人口と増加率とから、結婚の現実の出産力、及び結婚まで生存する産児の真の比率を、演繹し得ることが、極めて望ましいであろう。この問題はおそらく正確な解決を与え得ないかもしれないが、しかし吾々は、次の如き考察に留意するならば、幾分か正確な解決に近づき、そして多くの記録簿に現われている困難の若干を説明することが出来るであろう。
しかしながら、たいていの国の記録簿では、出生及び死亡の脱漏の方が結婚の脱漏より多いと信ずべき理由があり、従って結婚の比率はほとんど常に過大になっているということを、前提しなければならぬ。我国で最近行われた人口実測では、結婚の記録はほとんど正確と考えて差支えないのに、出生及び死亡には非常に大きな脱漏のあることは確実に知られている。そしておそらく同様な脱漏は、程度はおそらく同一ではなかろうが、他の諸国一般にもあることであろう。
もし吾々が(訳註)人口は停止的であり、移民の出入も私
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