s足または過剰から必然的に生ずべき、一方においては劣弱、他の一方においては貧困、という害悪に注目することが、極めて重大事なることを力説し、その結果として、望ましき相対的比例を維持する各種の方法を提議している。
プラトンは、法律に関するその著の中で考察している共和国において、自由市民と住居との数を、五千と四十に限定している。そして彼は、もし各家族の父がその息子の一人を自己の所有する地所の相続人に選び、また法律に従ってその娘を結婚させ、その他に息子があれば、子供のない市民に養子にやれば、この数は維持し得ると考えた。しかし子供の数が全体として多過ぎるか少な過ぎる場合には、治安官は特にこの点を考慮に入れ、五千人、四十戸という同一数が依然維持されるように考案すべきである。この目的を達するには多くの方法がある、と彼は考えた。増殖が急速に過ぎ、または緩慢に過ぎる時には、名誉不名誉の表章を適当に分ち、また年長者に事情に応じて増殖を防止しまたは促進するように勧告して、これを妨げたり奨励したりすることが出来よう1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。
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