目になり、これに次いで飢饉を起した、猛烈な旋風のことを語っている。同一の原因と――と彼は云う――並びに甚だしい飢饉とにより、支那の南部諸州全部に一七八七年に最も恐るべき飢饉が蔓延し、それによって信じられぬほどの人が死滅した。広東では、飢えに瀕した貧民が最後の息を引取っているのを見るのは珍らしくなかったが、他方母親はその嬰児を殺すのを義務と考え、著者は手間どる死の苦悶から救うために老人に運命の一撃を与えるのを義務と考えていたのである1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。
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 1)[#「1)」は縦中横] Meares's Voyage, ch. vii. p. 92.
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 ジェスイット僧パレンニムは王立学会の一員に書翰を送って曰く、『貴君がほとんど信ずることの出来ないもう一つのことは、飢饉が支那では極めて頻々と起るということである1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。』そしてこの書翰の終りで彼は、もし飢饉が時々支那の巨大な人口を滅じないならば、支那は平和に暮せないであろう、と云っている2)[#「2)」は縦中横、行右小書き]。彼はかかる頻々た
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