法者の誤謬を是正する。サア・ジォン・チャアディンは、ペルシアにおいては結婚は非常に金がかかり、従って財産家のほかは破産をおそれて、結婚をあえてしない、と云っている1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。ロシアの旅行者もこの記述を確証するかの如くであり、すなわち、下層楷級のものは結婚をおそくまで延期せざるを得ず、また早婚が行われるのは富者の間だけである、と云っている2)[#「2)」は縦中横、行右小書き]。
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1)[#「1)」は縦中横] Sir John Chardin's Travels, Harris's Collect. b. iii. c. ii. p. 870.
2)[#「2)」は縦中横] 〔De'couv. Russ. tom. ii. p. 293.〕
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ペルシアが数百年もの間不断に悩まされている恐るべき動乱は、この国の農業に対し致命的であったに違いない。外戦と内乱から免れた期間は短くその数は少なかった。そして申し分のない平和な時期においてすら、辺境諸州は絶えず韃靼人の蹂躪に身を委ねていたのである。
かかる事態の結果は予期し
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