Kな貧民は、死を免れるために、あらゆる隣国に散ってしまい、そしてシリアの町々はエジプト人で溢れた。街路や広場は、飢えて死にかけた骸骨のような人に充ち満ちた。迫る飢えを満たすべきあらゆる忌わしい手段が採られた。最も胸の悪くなるような食物も貪り食われた。そしてヴォルネエは、昔のアレキサンドリアの城壁の下で、駱駝の屍体の上に二人のみすぼらしい貧民が坐っていて、犬と腐肉を争っているのを見た、と述べている。この二年間の人口減少は全住民の六分の一と見積られた1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。
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1)[#「1)」は縦中横] Voy. de Volney, tom. i. c. xii. s. ii.
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第九章 南北シベリアにおける人口に対する妨げについて
アジアの最北地方の住民は、主として狩猟と漁撈とによって暮している。従って吾々は、彼らの増加に対する妨げは、アメリカ・インディアンの間におけるものと同一性質であり、ただアメリカの温暖な地方におけるよりも戦争による妨げが非常に少なく、そして飢饉による妨げがおそらくより[
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