そしておそらく、吾々をしてより[#「より」に傍点]容易に、暑い風土における男女児の比率は温帯において吾々が経験しているものとは極めて異っていると信ぜしめることとなったのである。
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1)[#「1)」は縦中横] Id. vol. iv. p. 411.
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ブルウスは、この問題に関するそのいつもながらの偏見をもって、女子の一部のものの独身生活は一国の人口にとり致命的であると考えているように思われる。彼はジッダ族について云う、生活必要品がほとんどない場所に非常にたくさんの人民が集った結果として食料が大いに欠乏しているので、住民はほとんどマホメットにより与えられた特権を利用することは出来ない。従って彼らは一人以上の妻と結婚することが出来ない。そしてこの原因から、人民の不足と、多数の未婚女子とが生ずるのである1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]、と。しかしこの不毛の地における人民の不足はもっぱら食料の不足から起るのであり、そして各人が四人の妻を有ったとしても、人口がそれにより永久に増加し得ないことは、明かである。
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