ぶものみな荘厳の気に打たれ、それよりこのかた真に敬虔なるおもいをもってこのみほとけをおまつりして参りました。すなわち毎年四月一日から八日まで開扉して店でお祭りし、来店されたお客様にも拝んで頂いています。かように魂のこもった開眼の仏なのですから、あなた方も粗略にしてはなりません。

    物故店員慰霊祭

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  物故店員氏名

相馬精一郎 浅野民次郎 長束実  山本留吉

吉川浪雄  角田良雄  平野寅三 金谷信夫

はつ    飯田千代  遠藤倉次
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 これらの人々もかつてはあなた方と同様に、中村屋のためによく働きよく忍んでくれたのですが、不幸短命にして今日の中村屋を見ることができず、私どもももはや何をもってしても報ゆる道なく、まことに残念でなりません。こういう人たちの努力が礎石となって今日の中村屋を築き上げたのだから、私どもは永久にこの人々を忘れてはならない。いうまでもなく今より薄給で、芝居を見せてやったこともなければ、御馳走もしてやれなかった。娯楽室も図書室も与えられなかった。見学旅行もさせられなかった。せめて生き残っている人たちは
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