んもう委員だけには限られていなかった。
「もう血書を出してから、今日でまる三日だぞ。県庁はいったい、いつまで考えているんだ。」
「校長なんか相手にするのが、そもそも間違っている。なぜ最初から県庁にぶっつからなかったんだ。」
「代表はもっとしっかりせい。」
「代表だけじゃない。校友会の委員全部が甘いんだ。自分たちだけが血判をすれば、それで全校を代表するなんて考えるのは、そもそも生意気だよ。」
「ぐずぐずしていて、朝倉先生の退職が発表されたら、誰がいったい責任を負うんだ。」
「県庁に向かってすぐ行進を起せ。」
「行進は全校生徒でやるんだ。そのまえに授業を休んで、まず生徒大会をやれ。」
「そうなるともうストライキだが、みんなにその決心があるのか。」
「あるとも。目的が達しられなければ、どうせストライキと決まっているんじゃないか。」
「そうだ。道はもうはっきりしているんだ。」
 そうした叫びがつぎからつぎに起って、事態はますます険悪になって行くばかりであった。座長の田上は、何度か手をあげたり、卓をたたいたり時には立ち上ったりして、みんなを制止しようとしたが、まるで効果がなかった。それは廊下に陣
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