@専制君主の所謂[#ここで割り注終わり])は外敵である。専制が人の精神的国境を侵すのは、あたかも外寇《がいこう》が地理上の国境を侵すと同じである。暴君を追うもイギリス人を追うも、共におのれの領土を回復することである。抗議のみでは足りない時も到来する。哲理の後には実行を要する。はつらつたる力は思想が草案したところのものを完成する。縛られたるプロメシュース[#「縛られたるプロメシュース」に傍点]([#ここから割り注]訳者注 アイスキロスの戯曲、火を盗みてジュピテルより岩に縛られし所を取り扱えるもの[#ここで割り注終わり])は事を始め、アリストゲイトン([#ここから割り注]訳者注 ハルモディオスと共にヒッパルコスをくつがえせし者[#ここで割り注終わり])は事を終える。百科辞典([#ここから割り注]ディドローらの[#ここで割り注終わり])は人の魂を照らし、八月十日([#ここから割り注]一七九二年[#ここで割り注終わり])はそれに電気を与える。アイスキロスのあとにはトラジプロスがいで、ディドローのあとにはダントンが出る。およそ群集は首領をいただきたがる傾向を持っている。その集団は無感覚を産む。一
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