ス陸軍の公式盛儀をもってパリーを横ぎっていった。太鼓に喪紗《もしゃ》をつけ小銃を逆さにした二大隊の兵士、帯剣した一万の国民兵、国民軍の砲兵隊、などが柩《ひつぎ》を護衛していた。棺車は青年らに引かれていた。廃兵院の将校らが、月桂樹《げっけいじゅ》の枝を持ってすぐ棺車の後ろに従った。その次には動揺せる異様な無数の群集がやってきた、「人民の友」の各区隊、法律学校の生徒、医学校の生徒、各国からの亡命客、スペインやイタリーやドイツやポーランドの旗、横の三色旗、その他ありとあらゆる旗、生木《なまき》の枝を打ち振ってる子供、その時ちょうど罷工《ひこう》していた石工や大工、紙の帽子でそれと見分けられる印刷職工、そういう者らが三々五々打ち連れ立って、喊声《かんせい》を上げ、たいてい皆杖を振り回し、ある者はサーベルを振り回し、秩序はなかったが一つの魂となって、あるいは群がりあるいは縦列をなして進んだ。各一群はそれぞれ隊長を選んでいた。公然とピストルを二梃《にちょう》身につけてる男が、あたかも閲兵でもするようなふうで駆け回り、各列はその前に道を開いた。大通りに交差してる横丁や、並み木の枝の間や、露台や窓や屋
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