ん》に、煙《けむり》と焔《ほのお》と火《ひ》が立《た》ちのぼって居《い》ましたが、それが消《き》えてしまうと、その跡《あと》に、小《ちい》さな兄《にい》さんが立《た》っていました。兄《にい》さんはお父《とう》さんとマリちゃんの手《て》をとって、みんなそろって、喜《よろこ》び勇《いさ》んで、家《うち》へ入《はい》り、食卓《テーブル》の前《まえ》へ坐《すわ》って、一しょに食事《しょくじ》をいたしました。



底本:「グリム童話集」冨山房
   1938(昭和13)年12月12日発行
※「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に基づいて、底本の表記をあらためました。
入力:大久保ゆう
校正:鈴木厚司
2005年4月1日作成
青空文庫作成ファイル:
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