か、身体の工合致つて宜《よろ》しく、明けて四十二歳になるが人々にはどうしても三十五歳にしか見えぬ由に候。呵々《かゝ》。
今秋は御地《おんち》より山百合《やまゆり》二千個、芍薬|種子《たね》三升程、花菖蒲《はなしやうぶ》五百株送附し来る都合に相成居り候間、追つて明年の結果御報知申上ぐべく候。(後略)
[#地から2字上げ](大正六年十月)
底本:「現代日本文學大系 49 葛西善蔵 嘉村磯多 相馬泰三 川崎長太郎 宮地嘉六 木山捷平集」筑摩書房
1971(昭和48)年2月5日初版第1刷発行
1985(昭和60)年11月10日初版12刷発行
初出:「新潮」
1917(大正6)年10月号
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5−86)を、大振りにつくっています。
入力:林 幸雄
校正:noriko saito
2010年2月18日作成
青空文庫作成ファイル:
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