に、
「アメリカのおじょうさんがたは、先祖がそうであったように、独立し自活することがたっとばれるのです。」と、いいました。
 ケイトは、眉をひそめて、去っていきましたが、それを見送りながらメグはいいました。
「あたし、イギリス人が、女の家庭教師をけいべつすることを忘れていました。」
 ブルック先生は、むしろ満足そうに、
「あちらでは、男の家庭教師だってよくいいません。なさけないことですがね、なんといっても、われわれはたらく者には、アメリカほどいいところはありません。」と、いったので、メグはじぶんのことを嘆いたのを、むしろはずかしくなりました。
「ええ、あたしアメリカに生れたのをうれしく思いますわ。そのために、たくさんのよろこびを得ているのですから。ただ、あたし、あなたのように教えることが好きになれたら、どんなにいいでしょう。」
「ローリイがあなたの生徒だったら、あなたも教えるのがたのしくなります。来年ローリイと別れなければならないので、ざんねんですよ。」
「大学へいらっしゃるのでしょう?」
「そうです。準備はだいたいできています。ローリイがいけば、ぼくは軍隊にはいります。」
「まあ、す
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