した。そこは、気持のよい緑の野原で、まんなかに、三本の樫の樹が、広く枝をはり、クロッケーをする芝生は、きれいに刈りこまれていました。
「キャンプ・ローレンスばんざい!」
 みんなが、よろこびの[#「よろこびの」は底本では「よろこのび」]声とともに上陸すると、ローリイがいいました。
「ブルック先生が司令官で、ぼくが兵站総監、ほかのみんなは参謀です。それから、女のかたはお客さま、テントはみなさんのために、とくに張ったもので、樫の樹のところは客間、ここが食堂、そちらが台所です。あまり暑くならないうちに、ゲームをやって、それから、ごちそうの支度をしましょう。」
 フランク、ベス、エミイ、それからグレースは芝生に腰をおろし、ほかの八人がクロッケーをはじめました。ブルック先生はメグとケイトとフレッドと組み、ローリイは、サリー、ジョウ、ネッドと組みました。みんな張りきって、ものすごく戦い、しばらくは、どちらが勝つか敗けるわかりませんでした。そのうちに、フレッドが、だれも近くにいなかったので、じぶんの打ちいいように、ボールを靴のさきでころがしました。そして、
「ぼくはいったよ。さあ、ジョウ、あなたを敗
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