い経験と思はねばなりません。小生は凡てを覚悟致して居るつもりで御座います。
 終りに諸氏の御健康と霊魂の幸福とを、改めて寂しいこの一罪囚に祈らして下さいまし。
[#天から3字下げ]大正元年八月二十八日午前三時



底本:「日本の名随筆 別巻55 恋心」作品社
   1995(平成7)年9月25日第1刷発行
底本の親本:「白秋全集 第三五巻」岩波書店
   1987(昭和62)年11月
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5−86)を、大振りにつくっています。
入力:浦山 敦子
校正:noriko saito
2009年5月5日作成
青空文庫作成ファイル:
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