巻終了、書了。六月朔日、大石田出発。かういふ順序である。
 最上川の支流は、なほ下流に向つて数ふれば、小国川、鮭川(真室川大沢川合流)、立谷沢川、赤川等がある。赤川最も大きく、湯殿山の谿谷から発して、酒田近くで、最上川に入つてゐる。是等の支流と本流との関係は学者の論ずるところで有益である。



底本:「日本の名随筆33 水」作品社
   1985(昭和60)年7月25日第1刷発行
   1996(平成8)年2月29日第15刷発行
底本の親本:「齋藤茂吉全集 第七巻」岩波書店
   1975(昭和50)年6月初版発行
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5−86)を、大振りにつくっています。
入力:門田裕志
校正:氷魚、多羅尾伴内
2003年12月12日作成
青空文庫作成ファイル:
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