方一致をも意味する。しかも兩極の不一致は徹底的であり相互の歩み寄りを許す如き程度的のものではない。かくてここにも吾々は無の中より有を創造する惠みに出會ふのである。時間的存在がそれ自らで留まりながら、しかもその自己を無の中に葬り更に無の中より象徴としての新たなる存在を得ることが啓示である如く、表現の譬喩性は創造によつてのみ成立つ。吾々が口ごもりながらも神について永遠について語りうるのは、吾々自らの力、乃至は表現に本來具はる資格によるのではなく、徹頭徹尾神の惠みによるのである。
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(一) 次の書參看。〔P. Althaus: Gottes Gottheit als Sinn der Rechtfertigungslehre Luthers (”Theologische Aufsa:tze“ II) S. 21 ff.〕
(二) 合理主義については「宗教哲學序論」七節以下參看。
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四〇
信仰は愛――この場合人への愛――として働く。神との共同は人倫的共同において實を結ぶ。永遠の世においては一切の存在は神聖者の象徴・神の言葉とな
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